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炭素を捕まえること、それが不耕起栽培による土壌管理がもたらす重要な恩恵である

2005年4月13日、ARSニュースサービス
不耕起栽培による土壌管理は、炭素を二酸化炭素として大気中に放出するのではなく、むしろ土壌中に保持するという重要な役割を担っている──メリーランド州ベルツビル市(アメリカ農務省の研究所がある)で、アメリカ農務省農業研究事業団(ARS: Agricultural Research Service)とブラジル人の研究者達が共同で行なった研究はそう報告している。

ブラジル人科学者ヘルヴェシオ・デポリは、2002年から2004年まで、ベルツビルにある農業研究事業団(ARS)の環境基準研究所(EQL)において、農業研究事業団の土壌科学者グレゴリー・マッカーティやその他の人たちと共にこの研究に取り組んだ。デポリ氏はブラジル農務省の研究機関であるブラジル農牧研究公社(Embrapa)の職員である。

土壌炭素の研究が行なわれた試験農場では、10年間にわたって、研究者達が不耕起栽培と土地を耕す栽培法との比較耕作試験を実施していた。そして10年間の試験期間の最後に、土壌中微生物のバイオマス(生物量)と同じ土壌における炭素蓄積量が測定された。さらに、土壌から放出されるメタン、二酸化炭素、亜酸化窒素が一年間を通じて観察された。これら3種類の気体は、農業体系と大気との間で交換される最も重要な「温室効果ガス」である。

微生物は、これらの気体が土壌中で発生する過程において、その発生要因となっている。デポリ氏によれば、土壌中炭素を捕まえる方法を発達させるためには、温室効果ガス放出のメカニズムを完全に理解することが重要であるとのことである。

彼の研究は、作物が収穫された後の圃場に残っている植物組織の中に、土壌中に蓄積される炭素を捕獲することによって、不耕起栽培が温室効果ガスを軽減する上でとても大きな役割を果たせる、ということを明らかにしている。

「農業研究」誌4月号に掲載されているこの研究についての詳細は、次のホームページの記事をお読みください。http://www.ars.usda.gov/is/AR/archive/apr05/usbrazil0405.htm

 

 

   
 
 


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