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EUによる遺伝子組み換え作物の貿易に関する規制強化、
米欧間に火花を散らす
2003年5月1日: just-food.comより
GM作物の貿易に関する規制強化案に対し、バイオテク擁護者は懸念抱く
遺伝子組み換え(GM)作物の貿易に関する規制を強化する提案は、欧州議会における関連委員会を無事通過し、6月に本会議にかけられることになった。これは、EUとアメリカの関係を緊張させてきた、ヨーロッパで続いているGM論争における最新の動きである。
輸入国の正式な合意なしにGM作物をヨーロッパから輸出してはならないとするこの案は、さらなる規制はヨーロッパのバイオテク技術革新と研究を妨げることになるとする、バイオテク擁護者たちに懸念を与えている。
ヨーロッパにおけるバイオテク産業の連合団体である、欧州バイオ産業協会(Eiropabio)の植物バイオテクノロジー部門の責任者であるサイモン・バーバーは、「研究はすでに不振になっている。新しい規制は状況をさらに悪くするだけだ」と話していると、ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズは、伝えた。
ザンビア、アメリカによるGMトウモロコシの食糧支援を拒否
強化案の支持者は、ヨーロッパ諸国が、輸入国のGM作物禁止を尊重するようにしたいと話している。
「アフリカの現在の食糧危機につけ込んで、発展途上国にGM食品を受け入れさせようとするアメリカのやり方を見れば、我々がこのような規制を早急に必要としていることがわかる」と、スウェーデン緑の党議員ジョーナス・ショーステッドは話した。「人道支援と見せかけて、アメリカは実際のところ、誰も買おうとしない、余ったGM食物を投げ売りしようとしているのだ。」
ザンビアによるアメリカへの食糧支援拒否は、GMトウモロコシを受け入れることに対するヨーロッパからの報復を恐れたからだとして、アメリカの怒りを買った。アメリカはEUをWTOに提訴すると迫ったが、イラク戦争との兼ね合いもあり、これ以上ヨーロッパとの関係をこじらせないようにとの配慮から提訴を延期している。 |