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メアリー・ハウエルとクラース・マーテンズ夫妻のオーガニック農法転換記
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クラース・マーテンズは、8月にニューヨーク州にあるペンヤン農場におけるフィールドデイにおいて、歯付き除草機は歯先円錐角は45度の角度が有効ですと、説明している。歯付き除草機を適切に調整して使用すると、作物が生育している時でも、列内の小さな雑草を取ることができます。土壌が機械による耕耘に適した状態であれば、耕耘機による耕耘はいっそう効果的なものになることを、彼は見いだしました。

2.代替物の投入と真のオーガニック農業システム

農家がオーガニック農法を学ぶうちに、最初に2つの疑問がおこります。それは、「土壌の肥沃度を増すのにどういうものを投入すればいいのか?」と「雑草管理にどういう機械を購入すればいいのか?」という疑問です。

最初はこのような質問をたくさんしていましたが、単に慣行農法の投入物をそのまま有機の投入物と単純に取り替えるだけではうまくいかないことを今は理解しています。このような代替投入では、農業経営的や経済的にも意味がなく、オーガニック農業認定基準の長期的な要件を満たす事さえできません。また、広く行われている「ほったらかしオーガニック農法」も同様です。オーガニック農業で成功するためには、もっと全体像を大きく捉え、全体的なアプローチを変えることが必要になります。なぜなら、各要素は、相互に関連しあっていて、単体で独立しているものは何もないからです。
1つの要素だけを取り上げても、些細なことが致命的な影響を与え、正しい結果が得られなくなることがしばしばあります。

3.土壌の肥沃管理

多くのオーガニック農法は、化学肥料なしで土壌の肥沃度を管理する事に不安を持っています。オーガニック農法のシステムでは、おもに土の生物活性によって肥沃度がはかられます。おそらく、転換農家にとって為すべきことは、優良な土壌テストと有機土壌の肥沃に関する専門家の土壌評価や改善点に関するアドバイスなどのサービスを受ける事です。

私たちの農場では、土壌肥沃度は、被覆作物の種類や、作物の輪作の方法に左右されます。輪作は耕作適性や土壌の有機性の向上、土壌の生物活性の多様化、また土を腐食から保護するために行われています。それに、適量の落ち葉、石膏、家畜の肥やしを認定有機肥料とともに使っていますが、できるだけ市販の肥料は最低限に抑えています。移行農家は、堆肥化していない糞を使用する際は注意が必要です。それは、雑草を増やす事になるからです。乾燥していない肥やしや燐灰土などの岩紛は、被覆作物に適しています。それらの養分がちょうど作物にとって必要な時期に安定して吸収できるようになるからです。私たちは、これからも土壌肥沃度の管理、土壌テストの結果をどう収穫の増加や修正事項に生かすかを、まだ残っている懸案事項などともに、取り上げていくつもりです。

4.雑草管理

雑草管理は、オーガニック農家の最初の課題です。除草がお手上げにならないようにすることは不可能に見えることもあります。オーガニック農法の雑草管理には、初期の雑草の量を制限する耕作法や機械的に雑草を刈り取る方法などがあります。雑草の生育に不利な環境を作り、作物の活力を増せば、たいがいは雑草管理能力が向上します。輪作の適切な計画、アレロパシー植物や被覆作物などの利用、土壌肥沃度のバランス、汚染がなく元気でその土地によく適した種子、土壌の耕しやすさ の向上などが雑草管理に効果的です。私たちは、今後もっと詳しく、特に輪作方法や種子の選択方法の向上による雑草管理について取り上げていきます。

機械を利用した雑草管理では、1)耕耘 2)種まき 3)畝を無視した耕耘 4)畝を考慮した耕耘の4段階に分けられます。土と作物にとって一番よい道具と時期を選び、状態の変化とやるべきことに注意を払うことが、機械で雑草管理を効果的にする際にはとても大事です。また、私たちは、効果的な雑草管理の実施、機械による雑草管理を成功させるためのプランニングや実施の主な概念、雑草の判別法について取り上げます。

5.オーガニック作物の品質

オーガニック作物は、市場では、高い値がつきます。それは、品質が高いからだと見られているためです。ですからオーガニック農家として、それが本当であることを確認することに力を注ぎ、できる限り高い品質の作物を出荷する事は私たちの責任です。高品質であるという確証がなければ、条件反射的に「オーガニック作物だから、いい品質に決まっている」というような反応をすることはできません。それ故、作物が高い価格に見合うように、常に栽培、収穫、保存、取り扱い、出荷などに細心の注意を払うべきなのです。


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